住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まり、関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から研究活動に取り組んでいます。

トイレ掃除で行き届かない場所は

11月10日は「トイレの日」―。いいトイレの語呂合わせで、日本トイレ協会が1986年に制定しました。また、11月19日は「世界トイレの日」として国連が2013年に定めています。この機会に我が家のトイレを考えてはどうでしょうか。
ネットリサーチ会社のマイボイスコムが行った「トイレ掃除に関するアンケート」によると、自宅のトイレを掃除する女性は9割強に対し、男性は6割にとどまっています。
掃除の回数は「週に1回程度」が最も多く22.9%、次いで「ほとんど毎日」が18.5%、「週に2~3回」14.8%の順となりました。「週に4~5回」を合わせ週1回以上トイレ掃除する人は61.5%を占め、特に女性30歳代以上では7~9割にのぼります。
トイレ掃除をする人に、箇所を聞くと、「便器の水たまり部分」が80.3%、「便器のフチの裏側」76.3%、「便器のフチの外側」76.1%と、この3つが70%以上となっています。以下「便座の表側」「便座の裏側」など。
掃除が行き届かずに「不満」に思う箇所を全員に聞いたところ、「便器のフチの裏側」が36.2%、「温水洗浄便座のノズル」20.8%、「便器の水たまり部分」18.7%、「タンク内部」が16.4%で2割近くになっています。
「タンク内部」は、普段掃除する箇所では比率は低く、不満に思う箇所では高くなっているのが特徴。「温水洗浄便座のノズル」も同様です。女性の高年代層では「ノズル」「タンク内」の比率が高い傾向がみられました。
毎日何気なく使うものの、住まいになくてはならない場所。また、11月22日は「いい夫婦の日」。
トイレと奥様に感謝をこめて綺麗にしてあげてはいかがでしょうか。

ネットリサーチのマイボイスコム「トイレ掃除に関するアンケート」