白い貴婦人

わが屋上菜園のミニダイコンも土嚢袋からだいぶん顔を出して収穫の時期を迎えた。菜っつ葉部分を束ねて持ち、いざ引き抜こうとするもびくともしない。周りの土をスコップで動かし、いざ！あれ？う～ん！どうしたもんか抜けない。「おおきなかぶ」の絵本では家族がどんどんひっぱりながらつながっていくのだが。これぞ“地に足がついた”生き方か！？やっとこ抜けたミニダイコンは、大根足ではなくほっそりと白く長くまるで白い貴婦人のようである。