春に続き秋にも種蒔きしたアニスから芽がでてきた。地中海気候を好むアニスが亜熱帯気味の日本で育つのか?アニスの種蒔きはいわば実験でもある。
古代ローマ時代から薬草として消化を助け身体を整えるために用いられてきたアニスは、一方では媚薬、催淫剤と考えられ古代エジプト人は強壮と安産のスパイスとされていたとか。アニスシードの甘くそれでいて鋭い独特の香りは精油の主成分であるアネトールによるもの。アニス入りのクッキーやケーキが一度口にするとまた食べたくなるのもうなずける。自分のアニス熱もアネトールのなせる業なのかも?アニス恐るべし。