4月1日から〇〇ペイなどのスマホ決済アプリや電子マネーで賃金を受け取れる「賃金のデジタル払い」が解禁された。
朝日新聞が昨年11月に行った全国主要企業100社への意向調査では同制度の「導入を検討している」との回答は4社にとどまったようだが、現時点でどのくらいの企業が導入予定なのだろう。日常的にスマホでキャッシュレス決済を利用している人にとっては、わざわざ残高にチャージする手間がなくなり、ポイントも還元されてメリットが大きいのかもしれない。
経済産業省ではキャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指すとしている。「賃金のデジタル払い」が起爆剤となるか―。