住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まり、関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から研究活動に取り組んでいます。

クーリングシェルター

連日、危険な暑さが続く中、熱中症対策として話題になっている「クーリングシェルター」。

気候変動適応法の一部改正に伴い、来年度から指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を市町村長が指定できるようになった。すでに全国の自治体では冷房が効いた公共施設や民間施設などを「クーリングシェルター」として開放する動きが広がっており、今年は埼玉県、埼玉県熊谷市、東京都墨田区、大阪府吹田市、兵庫県神戸市、鳥取県鳥取市の6地域がモデル事業を実施する自治体として採択された。例えば、東京都墨田区では墨田区薬剤師会との協同で「すみだひと涼みスポット薬局」を開設し、麦茶や塩あめ、冷やしタオルなどを提供している。

熱中症は命を落とす可能性もある。外出時に体に異変を感じた時、駆け込める施設があれば安心だ。日ごろからこまめな水分補給や帽子・日傘も活用し、身を守りたい。

くらしのメモ  クーリングシェルター
すみだひと涼みスポット薬局