住生活産業において“DIY”というキーワードが急浮上してきました。
住まいを長く使うことが当たり前に求められるようになるなか、自分の家は自分で手を入れるという流れが生まれつつあるのかもしれません。
加えて、住まいのメンテナンスにとどまらず、積極的に自分の好みの空間にしたい、自分らしい暮らしがしたいというニーズの強まりがDIYにつながってもいるようです。
一方、空き家や空き室対策としてもDIYが注目されています。DIYは、これまでのテーブルや椅子などを自作するイメージから大きく変わりつつあると言っていいでしょう。
そこでスマカチ総研では、かんでんCSフォーラムと共同で年代別にDIYの経験や、DIYで何を変えたのか、また何を変えたいのかまた、DIYでどのような住まいにしたいのかを探る「女性のDIYニーズ調査」を実施しました。
アンケートの結果、女性のDIY実施者は1割を超え、さらに潜在需要者は、「変えてみたいと思う」と「やってみたいけれども、できない」をあわせ約64%に達します。
今後、住まいのリフォーム、リニューアル、カスタマイズ、メンテナンスなどにおいて“セルフ”という視点が従来以上に注目されてくることでしょう。
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