住まいを選択する際に、まず「どこに住むか」を考えるでしょう。では、街の住みここちをどのように判断すればいいのでしょうか。
大東建託では、全国1896自治体に居住している18万4193名を対象に、現在の居住地の住みここちについて調査しました。その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<全国版>」として公表しています。
この調査で最も高い評価を得たのは福岡市中央。福岡市の中心部で大濠公園などもあるエリアです。第二位は東京都中央区、第三位は大阪市天王寺区となっており、いずれもそれぞれの都市の中心部が高い評価を得ています。
10位までの街を見ていくと、概ね利便性が高い中心部が高い評価を得ています。昨今の都心回帰傾向を反映した結果になっています。また、調査を実施した大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は、「上位にランクインしている街を見ていくと、ある程度、人口密度が高く、利便性が高いことなどが求められているのではないか」と分析しています。
その一方で性別や年代別のランキングを見ていくと、多少、評価結果が異なっています。自分の志向するライフスタイルや生活像をイメージしながら、自分にとって住みここちが良い街を選んでいく―。そのことが、幸福な住まいや暮らしを実現する第一歩なのかもしれません。
そのためにも、それぞれの街に住む先輩達が自らの“地元”をどのように評価しているのかを参考にししてはいかがでしょうか。