住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まり、関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から研究活動に取り組んでいます。

豊かな“おうち時間”の実現へ 住まい計画に最大100万円相当のポイント獲得のチャンス

緊急経済対策の一貫として、グリーン住宅ポイント制度が始まります。この制度は、一定の性能を備えた住宅の新築やリフォームに対して、商品や追加工事と交換できるポイントを付与するものです。

新築の場合、一定以上の省エネ性能を備えた住宅を対象として最大40万円相当のポイントを付与します。

省エネ性能のランクに応じて、30万ポイントと40万ポイントに分かれており、より優れた省エネ性能を備えていると40万ポイントを獲得できます。

また、東京圏から移住するために住宅を取得する場合や多子世帯、三世代で同居する場合などはポイントが加算され、新築住宅では最大100万円相当のポイントが付与されることもあります。

                         国土交通省資料より

移住については、一定期間、東京23区内に在住している人、または東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に在住し東京23区に通勤している人が、東京圏以外に引っ越す場合が対象です。

新築だけでなく、既存住宅の購入や賃貸住宅を新築する際もポイント付与の対象となります。既存住宅の場合、最大30万ポイントを獲得できます。

賃貸住宅は一定以上の省エネ性能を持っており、全ての住戸の床面積が40㎡以上であれば、1戸10万ポイントがもらえます。全10戸の賃貸住宅であれば、1棟で100万ポイントがもらえる計算です。

リフォームでもポイントを獲得できます。1戸あたり30万ポイントを上限にリフォーム箇所などに応じてポイントがもらえます。若者・子育て世帯がリフォーム行う場合や、「安心R住宅」という一定の性能を備えた既存住宅を購入しリフォームを行う際には上限が45万ポイントになります。

                         国土交通省資料より

獲得したポイントは、「新たな日常」に関係する商品などに交換できるほか、追加工事で使用することも可能です。ただし、ワークスペース設置工事や音環境向上工事、空気環境向上工事、菌・ウイルス拡散工事、家事負担軽減に貢献する工事、防災に関係する工事などに限られます。

令和2年12月15日から令和3年10月31日までに契約を締結した方が対象となります。 在宅時間の増加に伴い、より豊かなおうち時間の実現を求める声が高まっているだけに、グリーン住宅ポイント制度を活用し、よりお得にマイホーム計画を検討してみてはいかがでしょうか。