失敗作も含めてつまみを紹介していく「つまみのつもり」。第15回目はう巻き。
土曜の丑の日に買ったうなぎ。「酷暑を乗り切りためだから…」と、家族1人につき一尾を購入。うな丼にしてみるとさすがに多く、余ってしまいました。次の日、余ったうなぎをどうしようかと思案していると、妻が「お昼のチャーハンに入れてみたら」と提案。いやいや、うなぎですよ。美味しいかもしれない。いや間違いなく美味しいでしょうよ。うなぎのポテンシャルを考えれば、卵とネギのみの素チャーンハンに高級感を注入してくれるはず。しかし、うなぎに失礼ではないかと。
そこで、う巻きに挑戦。うなぎのかば焼きを巻き込みながら普段通りの出し巻き卵を作れば完成。まあまあ上手くできましたが、何かが違う。「う巻き用の卵焼きの作り方があるのだろう」と反省しながら、お昼からプレミアムなビールで“気道確保”。うなぎですから、ビールも少し贅沢に。つり合う関係性が大事な時ってありますよね。次の土用の丑の日は8月4日です。