住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まり、関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から研究活動に取り組んでいます。

話題のリースバック 住まいを失わずに住宅を“お金”に変える術とは

リースバックという言葉を聞いたことがありますか。ここにきて日本でも注目度が高まりつつあるもので、自宅に住み続けながら、住宅の売却益が得られるというものです。

リースバックの正式な名称は、sale and leaseback。日本語では賃貸借契約付き売却というものです。

簡単に仕組みを説明すると、自宅を売却し、売却後も自宅を賃貸する形で住み続けます。そのため、売却益を得たうえで、自宅にそのまま使うことができるというわけです。

例えば、自宅を所有しているが、老後の生活資金に不安を感じている場合にリースバックを活用することで、自宅に住み続けながら生活資金を得ることもできるのです。

ポラスグループの中央住宅では、様々な理由で自宅を売却することになっても、住み慣れた自宅に3 年間は住み続けることができる「ポラスの買取リースバック」サービスを実施しています。

ポラスグループが施工した戸建住宅が対象で、このサービスを活用することで「住宅ローンが予定通り返済できなくなった方」、「相続対策として、不動産ではなく現金を残したい方」、「老後資金を確保したい方」などのニーズに対応しています。

3 年間の定期建物賃貸借契約終了後は「退去(引越し)」または「再購入」という2 つの選択肢から選ぶことができます。

リースバックを上手く活用することで、ある意味では経済的な不安が発生した際のセーフティネットに自宅を活用することが可能になります。

当然ながら月々の賃料が必要になったり、ローンをどのくらい返済しているのかといった条件なども考慮する必要もありますが、有効な生活防衛策のひとつになりそうです。