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2050年 カーボンニュートラルの実現へ これからの脱炭素社会と住宅・建築の行方

【講演概要】

政府では、2030年までに13年比で温室効果ガスを46%削減するという目標(NDC46%)を世界に約束し、さらには2050年までにカーボンニュートラルを実現するという目標を打ち出しました。また、地球温暖化対策計画の素案では、家庭部門で温室効果ガスを13年度比で66%も削減するという計画が公表されています。

こうしたなか、国土交通省、経済産業省、環境省の3省では、「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」を開催し、今後の住宅・建築に関する省エネ対策などの方向性などを検討してきました。
社会全体が脱炭素化へと向かうなかで、今後、住宅建築にはどのような対策が求められるのでしょうか。

第65回のスマカチ・シンポジオでは、前出の検討会で座長を務め、日本建築学会の会長でもある早稲田大学理工学述院創造理工学部建築学科の田辺新一教授を講師に迎え、「2050年 カーボンニュートラルの実現へ これからの脱炭素社会と住宅建築の行方」と題したセミナーを行います。

[主な内容】

・脱炭素社会の実現に向けた世界的な潮流について
・住宅・建築の脱炭素化に向けた現状と課題
・住宅業界は脱炭素化に向けて何をすべきか
―など

【講師】

早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科 教授
日本建築学会 会長
田辺新一 氏

[講師プロフィール]
1980年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1984年同大学大学院博士課程修了。工学博士。1984~86年デンマーク工科大学暖房空調研究所。1992~93年カリフォルニア大学バークレー校環境計画研究所。1992~99年お茶の水女子大学生活科学部助教授。1997年ローレンスバークレー国立研究所訪問研究員。1999年早稲田大学理工学
部建築学科助教授。2001年から同大学教授。
受賞多数。関連団体の会長や国の検討会や委員会の委員を多数歴任。「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」では座長を務める。2021年から日本建築学会の会長に。

【開催日時】

2021年9月17日(金曜日) 16:00~17:30(受付開始 15:30~)

【会場】

アーツ千代田3331
1階 コミュニティスペース

〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-4

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