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IoTを健康維持・増進に活かす 住宅分野にも期待される未病対策の新たな仕組み

【講演概要】

コロナ禍での生活変化により、生活習慣病の発症やメンタルヘルスに変調をきたす人が増えています。

これらを未然に防ぎ、健康維持・増進を図る仕組みとして、ヘルスケアIoTコンソーシアムが推進しているのが「パーソン・ドリブン・ヘルスケア(PDH)」です。これは、健康に関連するパーソナルデータを個人が自分の意志と権限で企業などに提供し、自身の生活の質向上に寄与するサービスを享受するというもの。そのPDHの仕組みの社会実装を目指して、IoTを活用したパーソナルデータの収集・蓄積やデータ流通のためのプラットフォームづくりなどが進められており、将来的には、PDHの仕組みを住宅分野に応用した「PDHハウス」の実現も期待されています。

ヘルスケアIoTコンソーシアムの会長で生体情報・健康関連情報のデータ分析がご専門の東京大学大学院教育学研究科教授の山本義春氏をお招きし、ヘルスケア分野におけるIoT活用の最新動向をお聞きします。

【主な内容案】

・ ヘルスケアIoT活用分野の歴史と世界的な潮流
・ ヘルスケアIoTコンソーシアムの活動内容とPDHの仕組み
・ PDHの住宅分野への応用イメージなど

など

【講師】

ヘルスケアIoTコンソーシアム会長
東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座教育生理学分野教授教育学博士
山本義春(やまもと・よしはる)氏

[講師プロフィール]

1990年東京大学大学院教育学研究科(博士)修了。2000年から東京大学大学院教育学研究科教授。
専門分野は生体情報や健康関連情報のデータ分析。教育や医療のフィールドを念頭に、データ取得・分析の他、健康リスクの評価、予防介入などの問題について、生理測定、信号処理、モデリング、統計解析などの立場から考究。扱うデータは、標準的な生理測定データに加え、行動・社会医学的情報まで多岐にわたる。教育面でも、多様な興味関心を持つ学生や研究者に、情報化社会に相応しい専門的かつ総合的な「分析力」を身につけてもらうことを目指して活動している。

【開催日時】

2022年1月27日(木曜日)16:00〜17:30

【会場】

ワイム貸会議室
御茶ノ水「Room E」
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20
お茶の水ユニオンビル4F

<アクセス>
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 2番出口 徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B1番出口 徒歩4分
アクセス詳細:https://waim-group.co.jp/space/ochanomizu/access.html

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