【講演概要】
近年、自然災害による甚大な被害が相次いでおり、「防災・減災」への対応は住まいにとって避けては通れないテーマとなっています。防災・減災というと、どこか硬く怖いイメージがつきまとい、時間の経過とともに自衛の意識が薄らぎ、企業としては消費者への効果的な訴求が難しいテーマになってはいないでしょうか。「防災・減災」を自分ゴトとして考え、どうすればその対策へと導いていくことができるのでしょうか。
段ボールという身近な素材をパズルのように組み立てながら地形やまちの危険リスクを体感し防災感覚を育てていく「防災ジオラマ」が、行政、まちづくり、教育など各方面から注目を浴びています。「防災へのハードルを下げたい」と語る防災ジオラマ推進ネットワーク代表の上島氏に、「防災ジオラマ」の開発の経緯や活動状況、反響などお話しいただきながら、消費者に届きやすい防災・減災コミュニケーションについて考えていきます。
[主な内容】
- 防災ジオラマ誕生の経緯
- 防災ジオラマの効果と可能性
- 防災・減災への想い
- 防災にマーケティングの視点を取り入れる―など
【講師】
防災ジオラマ推進ネットワーク
代表理事 上島 洋 氏
一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク 代表理事 フロッグス株式会社 代表取締役(マーケティング・ディレクター) 東日本大震災をきっかけに、日頃の防災に対する一歩目のハードルを下げたいとの想いから一般社団法人を設立し、段ボールジオラマを使って楽しく地形にふれる活動を展開している。
【開催日時】
2022年3月23日(水曜日)16:00~17:30(受付開始 15:30~)
【会場】
アーツ千代田3331
地下1階 B105マルチスペース
〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-4
*これまでの会場と異なりますので、ご注意ください。
*会場とオンラインの併催となります。新型コロナウイルスの影響などによって中止・延期、オンライン開催のみになる場合がございます。また、開催に当たっては、マスクの着用などをお願いする場合がございますので、ご了承ください。
イベントは終了しました