【講演概要】
戦後に都市部で大量に建設された木造賃貸アパート(モクチン)。老朽化などにより建て替えも進みましたが、現存するものは築年数の経過で空き家・空室化が進み、社会問題になっています。
そうした木造賃貸アパートを重要な社会資源と捉え、再生に向けた取り組みを行っているのが特定非営利活動法人 CHArです。改修のためのアイデアやノウハウなどを発信するプラットフォーム「モクチンレシピ」を運営し、地元密着型の不動産管理会社をはじめ、住み手、家主、工務店、行政など、さまざまな立場の人たちと協働しながら、木造賃貸アパートのバリューアップを図ろうとしています。
今回のスマカチ・シンポジオでは、「モクチンレシピ」の考案者で、特定非営利活動法人 CHArの代表理事を務める連 勇太朗氏を講師に迎え、現在の活動状況や木造賃貸アパートの再生・活用を進める上での課題、展望などを伺います。
【主な内容案】
・木造賃貸アパートの空き家・空室をめぐる現状
・CHArの活動状況
・「モクチンレシピ」の概要と同レシピを用いた木造賃貸アパート
の改修事例紹介
・今後の課題や展望、スマカチ参画企業と取り組んでみたいこと など
【講師】
NPO法人CHAr 代表理事
連 勇太朗 (むらじ・ゆうたろう) 氏
[講師プロフィール]
1987年生まれ。建築家。 2012年慶應義塾大学大学院修了。 学生時代にモクチン企画(現CHAr)を起業し、現在に至る。主な著書に「モクチンメソッドー都市を変える木賃アパート改修戦略(共著/学芸出版社)ほか。モクチンレシピで、2015年グッドデザイン賞受賞。
【開催日時】
2022年10月27日(木曜日) 16:00~17:30(受付開始 15:30~)
【会場】
ワイム貸会議室
御茶ノ水「Room E」
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20
お茶の水ユニオンビル4F
<アクセス>
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 2番出口 徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B1番出口 徒歩4分
アクセス詳細:https://waim-group.co.jp/space/ochanomizu/access.html
*当日は、会場参加とオンラインの併催となります。新型コロナウイルスの影響などによって中止・延期、オンライン開催のみになる場合がございます。また、開催に当たっては、マスクの着用などをお願いする場合がございますので、ご了承ください。
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