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モノ・サービスのデザインに新たな視点「不便」は価値―進む不便益の研究

【講演概要】

これまでモノ・サービスの価値と思われた「便利」「機能的」「自動化」といった対極にある「不便益」のデザインが注目を浴び、事例も増えているといいます。「便利追求が見逃してきたところに本当に大切な視点がある」と語るのは不便益の研究を続ける川上浩司教授です。

そんな不便益の世界を、具体的な事例も交えながら川上教授に教えていただきます。

便利さの追求で見落としてきたものが意外にもこれからの新たな価値として浮上してくるのでしょうか。不便益についての理解を深め、住まいづくりにおいても新たな視点で考えるきっかけになるかもしれません。

【主な内容案】

・不便益とは
・不便益にはどういう価値があるのか
・不便益のデザインとは(実例紹介)
・不便益の未来 など                                       

【講師】

京都先端科学大学 工学部機械電気システム工学科 教授
川上 浩司 (かわかみ・ひろし)氏

川上 浩司(かわかみ・ひろし)プロフィール

システムをデザイン(設計)する方法を研究。効率化や自動化だけに盲進するのではなく、人の手間に意義があるシステムを「不便益システム」と名付け、そのデザイン方法諭の構築を目指している。計測自動制御学会論文賞(1991、2003、2013)、ヒューマンインタフェース学会論文賞(2010、2018)、自動車技術会論文賞(2014)受賞。近著に「不便益のススメ:新しいデザインを求めて」(2019、岩波ジュニア新書)。

【開催日時】

2023年6月20日(火曜日) 16:00~17:30(受付開始 15:30~)

【会場】

ワイム貸会議室
御茶ノ水「Room E」
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20
お茶の水ユニオンビル4F

<アクセス>
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 2番出口 徒歩3分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B1番出口 徒歩4分
アクセス詳細:https://waim-group.co.jp/space/ochanomizu/access.html

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